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『六ヶ所村ラプソディー』 東海村で上映しました(下)

当日の上映会では、講演会も行われました。

 原子力資料情報室の澤井正子さんは「六ヶ所の再処理施設はガラス固化処理が上手くいかず運転できない。そしてそのガラス固化の技術はここ東海村の旧動燃の技術」「(ガラス固化処理は)東海村でも上手くいかなかった、六ヶ所でも上手く行くはずがない」と。

 ご存じの方も多いと思いますが、高レベル廃液のガラス固化はまったく上手くいっていません。(参考:ガラス固化技術に致命的欠陥再処理にストップを!・PDFファイル:美浜の会
すでに六ヶ所には200立方メートル以上もたまっているとのことです。

 東海村村議会議員の相沢一正さんは、この5月に東京高裁ででたJCO臨界事故の健康被害裁判について触れ、「明らかにJCOの不法な行為で、たくさんの人が被曝した。被害・加害はっきりしている。裁判では本当のことをやっていない感じがする。非常に悔しい」と述べました。

 ニュースでも報道されていますが、JCO臨界事故の健康被害裁判の原告大泉夫妻は、最高裁への上告を決めています。今回の上映会にも夫妻とも会場に足を運んでくれました。

 茨城大学人文学部教授の河野直践さんは「原発は農村・漁村に作られてきた。地域経済は混乱し、観光客は減る。農作物の価格は低迷し、影響は長期に渡る。…統計的にも原子力の出来た地域の農業は顕著に落ち込んでいるのが現実。21世紀は命の世紀、原発のもたらした物を振り返る必要がある」と述べました。
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