「もんじゅ」運転再開反対現地ツアー 現地報告1
「もんじゅ」運転再開反対現地ツアーにハチドリの会も参加
15年前、ナトリウム漏れ事故を起こし、長期停止させていた特殊原子炉「もんじゅ」が、今年の2〜3月に運転再開されようとしています。
「もんじゅ」は08年〜09年の間に、4度も運転再開を延期しています。
再開延期の理由はいろいろ有りますが、例えばナトリウム漏洩検知機の損傷がわかったのは、「誤警報」の発生からでした。15年前の事故を考えれば、一番、丁寧に調査、点検すべき筈の機器の点検をやっていなかったことになります。
排気ダクトの損傷の発覚も同様です。
原子力機構(旧・動燃)には、はたして、こういう難しい原子炉を扱う技術や能力、組織体制があるのでしょうか。
資格があるのでしょうか、事実、無いでしょうと疑われることばかりです。
そうしたなか、2月6日(土)〜7日(日)両日、「もんじゅ」運転再開反対現地ツアーが、『核開発に反対する会』、『廃原発ネットワーク(たんぽぽ舎内)』および茨城や浜岡の市民団体で行われています。
ハチドリの会も参加し、現地報告をUPしますのでどうぞ
「もんじゅ」は08年〜09年の間に、4度も運転再開を延期しています。
再開延期の理由はいろいろ有りますが、例えばナトリウム漏洩検知機の損傷がわかったのは、「誤警報」の発生からでした。15年前の事故を考えれば、一番、丁寧に調査、点検すべき筈の機器の点検をやっていなかったことになります。
排気ダクトの損傷の発覚も同様です。
原子力機構(旧・動燃)には、はたして、こういう難しい原子炉を扱う技術や能力、組織体制があるのでしょうか。
資格があるのでしょうか、事実、無いでしょうと疑われることばかりです。
そうしたなか、2月6日(土)〜7日(日)両日、「もんじゅ」運転再開反対現地ツアーが、『核開発に反対する会』、『廃原発ネットワーク(たんぽぽ舎内)』および茨城や浜岡の市民団体で行われています。
ハチドリの会も参加し、現地報告をUPしますのでどうぞ
『問い続けよう!JCO臨界事故』 東海村臨界事故より10年
9月19日(土)東海文化センターで『問い続けよう!JCO臨界事故』と題し、東海村臨界事故10周年集会がありました。台風が接近し風の強まるあいにくの天気でしたが、全国から約400名もの人たちが集まりました。会場には、臨界を直接招いたとされている「バケツ」の模型の展示も。


4人のパネラーによるシンポジウムでは、
NHK放送文化研究所の七沢潔さんは、「グローバルな競争時代の経済効率第一主義が安全を切り崩してきた」。JCO事故は、自動車メーカーによる欠陥隠しや相次ぐ食品偽装など「安全崩壊」の走りだったと述べました。
東海村議の相沢一正さんは、JCO事故後「JCOは近隣住民に示談交渉をするには、被害者の会を辞めなさい。辞めた証明書をJCOに出しなさい」と圧力をかけていた。結局被害者の会は、結局大泉さん夫妻の2人だけとなり、裁判も原告は2人だけとなりました。相沢さんは「JCOは裁判に多数に原告があってはまずいと考えたのだろうが、やり方は卑劣だ」
JCO臨界事故健康被害裁判原告の大泉昭一さんは、裁判でのJCO側の心無い対応を怒りを込めて告発し、地裁・高裁の不当判決に負けずに最高裁に上告した事を表明、一層の支援を訴えました。
原子力資料情報室の伴英幸さんは、JCO事故後、軽水炉(BWR)用の燃料を国内でつくれなくなったこと。原発近くの断層を低く評価したり、定期検査の間隔を13カ月から24カ月に延ばすなど、安全余裕の切り詰めが進んだことを述べた。
集会後、参加者全員で東海駅周辺約2キロのデモ行進が行われました。



4人のパネラーによるシンポジウムでは、
NHK放送文化研究所の七沢潔さんは、「グローバルな競争時代の経済効率第一主義が安全を切り崩してきた」。JCO事故は、自動車メーカーによる欠陥隠しや相次ぐ食品偽装など「安全崩壊」の走りだったと述べました。
東海村議の相沢一正さんは、JCO事故後「JCOは近隣住民に示談交渉をするには、被害者の会を辞めなさい。辞めた証明書をJCOに出しなさい」と圧力をかけていた。結局被害者の会は、結局大泉さん夫妻の2人だけとなり、裁判も原告は2人だけとなりました。相沢さんは「JCOは裁判に多数に原告があってはまずいと考えたのだろうが、やり方は卑劣だ」
JCO臨界事故健康被害裁判原告の大泉昭一さんは、裁判でのJCO側の心無い対応を怒りを込めて告発し、地裁・高裁の不当判決に負けずに最高裁に上告した事を表明、一層の支援を訴えました。
原子力資料情報室の伴英幸さんは、JCO事故後、軽水炉(BWR)用の燃料を国内でつくれなくなったこと。原発近くの断層を低く評価したり、定期検査の間隔を13カ月から24カ月に延ばすなど、安全余裕の切り詰めが進んだことを述べた。
集会後、参加者全員で東海駅周辺約2キロのデモ行進が行われました。

茨城県知事選 原子力政策を変えるのは誰
8月30日には衆議院議員選挙がありますが、茨城県では知事選が行われます。
候補者は届け出順に、元自動車解体会社社長森川勝行氏(58)、共産党推薦の新日本婦人の会県本部副会長間宮孝子氏(57)、元県職員桐原孝志氏(61)、アテネ五輪銀メダリストの競輪選手長塚智広氏(30)、5選を目指す現職の橋本昌氏(63)、自民党推薦の元国土交通事務次官小幡政人氏(64)。いずれも無所属の現職と5新人の争いとなっています。。
●保守は分裂、民主は自主投票
地元メディアによると、自民党は現職の橋本氏を多選を理由に支援せず小幡氏を推薦。一方橋本氏は44市町村のうち31の首長から支持を集め、多くの市町村議も橋本氏を推すといった保守層が激しく分裂したまま選挙戦と分析しています。
ちなみに民主党は茨城県知事選で独自候補を断念したとのこと。その理由には、連合茨城や衆院選で支援を受ける県医師連盟が橋本氏を推薦したため、「衆院選の勝利優先」から自主投票を決めた。
争点としては、現在4期目で20年間も茨城県の首長をやっている橋本氏がさらに5選を目指すことや、国内路線がまだ決まっていないのに、来年3月に開港を迎える茨城空港への対応などがあげられています。
また話題としては、長塚氏の応援に、プロ野球ヤクルトの前監督・古田敦也氏や大相撲の元横綱若乃花として活躍した花田勝氏が訪れたことでしょうか。
●各候補者は茨城の原子力政策をどう考えているか
ここでは茨城県の原子力政策を、各候補者がどう考えているか、取り上げたいと思います。いずれも朝日新聞(09年8月16日・茨城)知事選候補者アンケートより。
まず現職の橋本氏は「もっと推進すべき」「科学技術の振興、エネルギーの安定供給等の観点から積極的に。施設の新増設等には、安全確保等から慎重さも要求される」
「推進すべき」は森川氏。「原子力は発電だけに限定するのではなく、あらゆる可能性、利用方法の模索を続けていくべきである」
「現状維持」は桐原氏と長塚氏。桐原氏「問題は扱う人間の総合力であるから監視が大事。老朽化は常に精査すべきだ。長期的には原子力以外の代替エネルギーと関連」
長塚氏は「地域経済の活性化も含め、一定の役割を果たしている。安全の確保に最大限の注意を払いつつ現状維持すべきだ」
「縮小」と答えるのは間宮氏。「危険なプルサーマル計画は中止し、老朽化した東海2号機は早期に停止すべきだ。自然エネルギーの推進で脱原発の条件をつくる」
小幡氏は「選択せず」「平和利用は進めるべき」とのことです。
「選択せず」ではよく分からないなぁと考えていると、先日たまたま地元のセイミヤというスーパーの駐車場で小幡氏の発言を聞く機会に恵まれました。かいつまんで言うと、日本の原子力技術は世界に誇れるものでこれからも推進しようというもの。
つまり6人の候補者のうち4人は原子力政策を進めるものと言えるでしょう。
推進 〜 現状維持 〜 縮小という順で見ると、
橋本氏、小幡氏、森川氏、長塚氏、桐原氏、間宮氏となるでしょうか。
桐原氏や間宮氏が当選すれば、茨城の原子力政策も変わるかもしれません。
候補者は届け出順に、元自動車解体会社社長森川勝行氏(58)、共産党推薦の新日本婦人の会県本部副会長間宮孝子氏(57)、元県職員桐原孝志氏(61)、アテネ五輪銀メダリストの競輪選手長塚智広氏(30)、5選を目指す現職の橋本昌氏(63)、自民党推薦の元国土交通事務次官小幡政人氏(64)。いずれも無所属の現職と5新人の争いとなっています。。
●保守は分裂、民主は自主投票
地元メディアによると、自民党は現職の橋本氏を多選を理由に支援せず小幡氏を推薦。一方橋本氏は44市町村のうち31の首長から支持を集め、多くの市町村議も橋本氏を推すといった保守層が激しく分裂したまま選挙戦と分析しています。
ちなみに民主党は茨城県知事選で独自候補を断念したとのこと。その理由には、連合茨城や衆院選で支援を受ける県医師連盟が橋本氏を推薦したため、「衆院選の勝利優先」から自主投票を決めた。
争点としては、現在4期目で20年間も茨城県の首長をやっている橋本氏がさらに5選を目指すことや、国内路線がまだ決まっていないのに、来年3月に開港を迎える茨城空港への対応などがあげられています。
また話題としては、長塚氏の応援に、プロ野球ヤクルトの前監督・古田敦也氏や大相撲の元横綱若乃花として活躍した花田勝氏が訪れたことでしょうか。
●各候補者は茨城の原子力政策をどう考えているか
ここでは茨城県の原子力政策を、各候補者がどう考えているか、取り上げたいと思います。いずれも朝日新聞(09年8月16日・茨城)知事選候補者アンケートより。
まず現職の橋本氏は「もっと推進すべき」「科学技術の振興、エネルギーの安定供給等の観点から積極的に。施設の新増設等には、安全確保等から慎重さも要求される」
「推進すべき」は森川氏。「原子力は発電だけに限定するのではなく、あらゆる可能性、利用方法の模索を続けていくべきである」
「現状維持」は桐原氏と長塚氏。桐原氏「問題は扱う人間の総合力であるから監視が大事。老朽化は常に精査すべきだ。長期的には原子力以外の代替エネルギーと関連」
長塚氏は「地域経済の活性化も含め、一定の役割を果たしている。安全の確保に最大限の注意を払いつつ現状維持すべきだ」
「縮小」と答えるのは間宮氏。「危険なプルサーマル計画は中止し、老朽化した東海2号機は早期に停止すべきだ。自然エネルギーの推進で脱原発の条件をつくる」
小幡氏は「選択せず」「平和利用は進めるべき」とのことです。
「選択せず」ではよく分からないなぁと考えていると、先日たまたま地元のセイミヤというスーパーの駐車場で小幡氏の発言を聞く機会に恵まれました。かいつまんで言うと、日本の原子力技術は世界に誇れるものでこれからも推進しようというもの。
つまり6人の候補者のうち4人は原子力政策を進めるものと言えるでしょう。
推進 〜 現状維持 〜 縮小という順で見ると、
橋本氏、小幡氏、森川氏、長塚氏、桐原氏、間宮氏となるでしょうか。
桐原氏や間宮氏が当選すれば、茨城の原子力政策も変わるかもしれません。






